こんばんは。
ホンノムシです。
本日も本屋大賞ノミネート作品を読了しました。
良い物語には良い敵役を。
⭐︎4.0(最高は5.0、おすすめは4.0以上)
序盤から目の離せない展開で、頁をめくる手を止められませんでした。
スズキタゴサク。
今回の敵役。
結構好きでした。
警察をだいぶ翻弄して、東京で爆弾テロして死者もだす。かなりのやり手でした。
そんな危険人物の魅力はなんといっても飄々とした語り口。腹が立ってしょうがないです。
スズキが提示する九つの尻尾ゲーム。面白かったです。律儀に謎を提示するところもよかったですし、動画に出演するなど自己顕示欲の塊でした。
対決した等々力、伊勢、清宮、類家の中では、当然等々力刑事が好きでした。願わくば、最後に等々力刑事が取調室の中で決着をつけて欲しかったです。
他には倖田沙良。サラダの活躍も良かったです。
矢吹との軽妙な会話。
爆弾処理。
矢吹がやられてからの7面六臂の活躍とMVP級の活躍でした。
サラダかスズキタゴサクを主人公にした物語読んでみたいです。
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