ラブカは静かに弓を持つ 本屋大賞ノミネート作品#2

読書

こんにちは。

ホンノムシです。

本屋大賞ノミネート作品の第2作目ということで、『ラブカは静かに弓を持つ』を読了しました。

読後感が良いです。

⭐︎3.7(最高は5.0、おすすめは4.0以上)

著作権管理団体の職員が、音楽教室から著作権料をとる為の証拠集めの為に、実際にチェロ教室にスパイ潜入する物語です。

主人公の出会い、成長、過去の克服に読後感がとても良かったです。

バッハの『無伴奏チェロ組曲』を聴きながら、読書していました。音楽のことは正味わかりませんが、チェロの音色凄く耳に優しくて癒されました。

登場人物が皆んな良い

筆頭は、やはし浅葉先生です。チェロの腕前もさることながら、包容力の高さに胸が熱くなります。最後の主人公との再入会の件が結構好きです。

そして、浅葉先生を囲む会のメンバーが良いですね。年齢層も性別も社会的立場も異なるメンバーが、浅葉先生にチェロを習ってるという共通項で集まってるメンバー。優しくて暖かなグループで、私は友達がすくないので、よいなーと思いました。

特にかすみちゃんかわいいです。主人公の職場の三船さんとの対比でより可愛く描かれてます。

そして、琢郎くん。意外にも物語のキーポイントを担ってて良いです笑

いずれ実写化もしそうかなと思いました。

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