こんばんは。
ホンノムシです。
今日はエッセイを読もうシリーズ、万城目学先生の「べらぼうくん」です。
お人柄が伺えて面白いです。
⭐︎3.4(最高は5.0、おすすめは4.0以上)
本書のあとがきで、「面白いエッセイとは、人がうまくいっていない話について書かれたもの」とありますが、まさにそうだなあと思いました。人の不幸は蜜の味笑。
筆者の大学受験から、作家デビューまでの青春譚まさに上質な蜜の味わいがあります。
1995年の阪神淡路大震災やオウム事件から、実際の出来事と筆者の境遇が重なって10年くらい年代の異なる関西にルーツのある私もそうやったなーと思いながら読みました。
大学時代の京都編ぐっときます。
京都に縁が深いので、でてくる地名などで風景が浮かんでぐっときます。
また、私も大学時代に沢木耕太郎先生の「深夜特急」を貪るように読んだくちだったのでシンパシーが沸きました。
【朗報】万城目先生の未読エッセイまだまだあること発覚
ということで引き続き読んでいきたいと思いました。長編も未読のもの沢山あるので読み進めて行きたいです。
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