こんばんは。
ホンノムシです。
今日は綾辻行人先生の『Another』を読み終えました。
語彙を失ってしまいます。
⭐︎4.3(最高は5.0、おすすめは4.0以上)
語彙力が全くないので、ただ面白かったです笑
序盤から違和感の連続でもどかしさと比例して頁をめくるスピードが上がっていきました。
何となく敬遠していた自分にこの作品もタイムスリップしてお届けしたいです。
いやはや最初から読み直したい。
通底する薄気味のわるさ。
歯切れの悪い登場人物達。
九官鳥の「レーちゃん」
気胸。
かっこいい本の装丁。
要素として外せない「夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の」
さりげなくでてくる双子の「人形」
現実離れしたものと伏線とやっぱり現実離れしたものの上を進み続けて読み終えた際の感想は、最初から読み直したいでした笑
ブログを書き始めてから読んだ本で最も面白かったです。
そして、すこしだけ辻村深月先生の『冷たい校舎の時は止まる』が読みたくなりました。
現実とホラーとミステリーと混じりあって何とも言えない色彩を放っている大傑作でした。
コメント