こんにちは。
ホンノムシです。
今回はこの前読んで、衝撃を受けた「ナイルパーチの女子会」の著者「柚木麻子先生」のエッセイを読みました。近くの大垣書店で残り1冊だったので、急いで購入しました。
匙加減が絶妙です。
☆3.5(最高は5.0、おススメは4.0以上)
力の入れ方と抜き方が独特で面白いです。
くすっと笑える部分と考えさせられる部分の塩梅が絶妙です。
進化型のエッセイかなと思います笑。
偶然にもコロナ前から連載が始まり、コロナ中の現在からの目線で後日談が入っており、とても面白いなあと思いました。数年前当たり前だったことが現在では難しくなってることが多いなと改めて考えさせられました。
また、NHKテキスト「きょうの料理ビギナーズ」に連載されていた部分もあり、おいしそうな料理の描写が怒涛のように押し寄せ、読了後思いの外お腹がすいてしまったので、トーストを食べてしまいました。
料理への紳士な姿勢が溢れ出ていてとてもよいエッセイでした。
子育て等について
また、同じ子育てをする身としては、いろんな子育てが垣間見れてとても面白かったです。
特に「子連れで、恐怖しない世の中を」はぐっときました。
子どもがいない時は新幹線移動のときに、子どもの泣き声にイラっとしていたことが思い出し、子どもが産まれてからは結婚式のために移動して時に子どもが吐いてしまってとても困ったことを思い出しました。
「らんたん」が読みたくなりました。
これまで、柚木麻子先生の作品にふれてこなかったので、次はこのエッセイで執筆の苦労が見られました「らんたん」に挑戦したいです。
このエッセイからいただいた「どんな時もとりあえず湯を沸かせれば、あなたも私も大丈夫」を心に留めたいなと思いました。
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